おかあちゃんの怒涛の日々

動物大好き! 植物大好き! 猫大好き! 早く人間好きになりた~い!

<この頃、再開したこと>

この頃、再開したこと
・ピアノのレッスン(自主練!)
・卓球の練習
・写真の投稿

 

ピアノと書いたけど、電子ピアノだ。
息子君とパートナーと私のための電子ピアノ。
息子君が来たから、中古を近所から譲り受けた電子ピアノ。
なんとも有難いことです。

 

で、私は、殆ど毎日その「ピアノ」と数時間向かい合っている。

 

幼稚園の頃から初めて、小学校では6年間ピアノを習わせてもらった。

 

母が言うには、
『中学校に入って、「もっといいピアノの先生につきたい」と言われたら、もっといい先生につかせたのだ』と。
そんなことを後で言われても・・・
多分、高校生の時に言われたのだ。

 

中学校では、陸上部に入った。
管弦楽部と迷ったのだけれども、陸上部に入った。
そして、練習や友達と遊ぶのに一生懸命で、自由に偶にピアノを弾くくらいだった。

 

そして、高校生で、またピアノの先生についた。
もし、音大に行きたい、と、あの時に思ったのであれば、きっと音大に行ったのだ。と、思う。
いや、「行ったかもしれない」、くらいの可能性かなぁ~。

 

何故、音大に行きたいとは思わなかったのか?
それは「なるのであればピアニスト」で、「ピアノの先生」にはなりたくなかった。
そして、何と言っても私の指がすごく短かった。

 

もし、私の指が長かったら、迷うことなく音大に行って
『ピアニスト』を目指したのだ・・・
なぁんて、すばらしく勝手に今になって妄想している(笑)

 

とにもかくにも、ピアノの先生に習い始めて数年後、
クラシックの曲も沢山聴かされていたけど、
初めて自分から弾きたいと思った曲が
エリーゼのために」で、
レコードを聴いては、ピアノでたどたどしく音を拾った。

 

それを見た母は、私に「エリーゼのために」のピースを買ってくれた。
というか、私が天才だったら、
レコードの音を聞いて、それだけで完璧にピアノで再生していたのだろう・・・

 

何十年も使っていた楽譜は、残念なことに、
前夫との別居し、私の物を全て処分した際に
全ての楽譜と一緒に間違って捨てられてしまった・・・。

 

でも、その茶色のパリパリになったセロテープであちこち修理された
その楽譜を、今でも鮮明に思い出すことができる。
それを失ってしまったことは残念で、ちくっと心が痛い。
でも、父母が私に与えたかった「ピアノを弾くこと」は私の中に残った。

 

今でも電子ピアノを弾くたびに、
小学校の日曜日のお昼にピアノのレッスンからの帰り道、
父の運転する車で家に向かっているときの風景が、
車の中で流れていたラジオの音が
車外から差し込んでいたオレンジ色の太陽の光と共に、思いだされてくる。

 

幸せな日々だったなぁ~。
あんなに幸せな日々があったのだから、
これからも、ピアノを弾くたびに、私は最高に幸せを感じるのだ。
なんて幸せなんだろう!

父母に感謝である。

パートナーにも感謝である。息子君にも感謝である。

 

次回、日本に帰ったら父母にピアノを弾いてあげて
「ありがとう!」を言おう!と思う。(よ~く練習してからだけどね~ 笑)