おかあちゃんの怒涛の日々

動物大好き! 植物大好き! 猫大好き! 早く人間好きになりた~い!

怒りから悲しみへ

数回の超短期間の同居を経て、
いよいよパートナーの息子君と一緒に暮らし始めました。

 

これまでは、
どうやって接したらいいのか、
どのくらいまで彼を尊重し、どのくらいまでこちらの意見を言うべきか?
と、いうことに頭を悩ませているばかりでした。

 

今思えば、良い関係は、お互いを尊重するところから・・・

という、変な常識に振り回されていたようにも思います。

 

一緒に生活をするに当たっては、
「いいのか?いいのか?一緒に暮らしていけるのか?」という問いが、
ぐるぐると出て来ては消えて、消えては出てくるのでした。

「まま母と、まま子が、お互いに好きになれるのか?」
それは、私にとっても
白雪姫から続く永遠の謎のように感じました。

 

そんなあるとき、
親子3人で手を繋いで月夜を歩いている写真に出会いました。
「家族っていいなぁ」って思いました。

 

そして、やがてその思いは、うらやましいという思いに変化していきました。
でもそれは、

ネガティブな嫉妬なんかじゃはなくて、
ふんわりした愛情に包まれて、幸せを同時に感じる者でした。

 

そして、気が付いたのです。

「ああ、私にも子供たちがいる」と。

 

これまでは、実のお母さんに遠慮していました。
実のお母さんを第一に思っている子供たちの気持ちにも遠慮していました。
でも、その遠慮が、関係を拗らせて、よそよそしくさせていたのです

 

次の瞬間、覚悟を決めていました。
何がどうであろうと、私は、彼を自分が生んだ子供と思おう、と。

 

すると、
『どの位彼を尊重し、こちらの意見をどの程度言うべきか?』なんて下らない疑問になりました。
『お互いに好きになれるのか?』なんて疑問も吹っ飛びました。

 そして、私は、彼の笑顔が見たくて見たくて仕方がなくなったのです。
彼のためなら何でもしたいと思うようになったのです。
彼のために何でもできるのです。

 

「ああ、これかぁ・・・。みんな自分の子が大好きなんだ」

永遠の謎が解けた瞬間でした。

 

そして、その後に、

彼に見せに行った動画なのに、「そんなの見せに来なくていい」って
怖い顔で言われたときのショックの大きさったら!

これまであれば、一瞬のうちに怒りに占められたであろう私の心が
「悲しみ」で一杯になったのでした。
おまけに胸まで苦しくなりました。

 

私には、血の繋がりって、あまり関係ないかもって思いました。
自分が覚悟を決めるか決めないだけかのことでした。

 今、涙が出る程うれしいのは、こんな機会を頂けたことです。

 

自分に誇りを持ち、でも傲慢にならず、誰かを仲間外れにすることもなく、
私は子供たちや家族を守りたいと思うようになりました。

 

 

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